介護に従事する人は、必ず国家資格保持者しか就けない話では無く、全く経験のない人が仕事に就ける場合もあります。
初めて介護する人の中には、人の心理について疎く、どの様な接し方をすれば良いのか悩まれている人もいるかもしれません。
当たり前の話として、人の心は変化するものであり、心の変化に対するその認識が大切です。
人の欲求の段階について、まとめた話が心理学にあり、マズローの心理学と呼ばれている内容があります。
介護にも通じる話として、人は欲求が満たされると次の欲求を求める段階があると言われています。
初めに生理欲求があり、次に安全欲求が現れ、人から意識されたい社会的欲求が現れます。
6つの段階がありますが、身動きがとりにくい介護を受けている人は、どれかの欲求は常に強く抱えている場合もあります。
これを軸にして接すれば、相手の気持ちも把握しやすくなり、より仕事がしやすくなるでしょう。
施設内で働く場合においては、会社から頼れる存在、入居者からも安心できる存在となり、もしかすれば、それが給料に反映してくるかもしれません。